作者
ヤング、ライバー 他 中村融 編
題名
時を生きる種族
出版社
東京創元社
出版社による梗概
時間エージェントは、9世紀の宮殿から『千一夜物語』の語り手シェヘラザードを連れ帰ろうとした矢先、見知らぬ世界へ飛ばされた。さらに彼女に恋をされ──ヤング「真鍮の都」に始まり、時と場所を問わず過去を撮影できるカメラを発明し、何本もの“真実の”歴史映画を製作した男たちの物語──シャーレッドの傑作「努力」まで、本邦初訳2編を含む全7編。すべて書籍初収録! 扉裏作品紹介・解説=中村融
定価
本体980円+税
感想
時間SFアンソロジーになります。
いわゆるタイムトラベルやタイムスリップ、最近はタイムリープ(時間跳躍)ということもありますが、あたくしの好きなジャンルです。ケン・グリムウッドの「リプレイ」に代表される時間ループ物も好きです。西澤保彦のループ物ミステリー「七回死んだ男」には驚愕させられました。
さて、本書はそんな時間SFの佳作を編んだアンソロジーですが、それぞれにテイストが違っていて楽しめます。逆に少し意地悪くいいますと、どんな人でも必ず気に入る傑作がある反面、あまり評価できない凡作と感じてしまう作品もある、といったところでしょうかね? 読み手の好みによって該当作品が違ってくると思います。そんなリトマス試験紙的なアンソロジーといって良いかもしれませんね。
以下に収録作を記します。
ロバート・F・ヤング「真鍮の都」
マイケル・ムアコック「時を生きる種族」
L・スプレイグ・ディ・キャンプ「恐竜狩り」
ロバート・シルヴァーバーグ「マグワンプ4」
フリッツ・ライバー「地獄堕ちの朝」
ミルドレッド・クリンガーマン「緑のベルベットの外套を買った日」
T・L・シャーレッド「努力」
6/10点


