作者
麻見和史
題名
共犯レクイエム 公安外事五課
出版社
角川春樹事務所
出版社による梗概
杉並署少年係の女性刑事・篠原早紀は、強盗未遂事件の捜査で担当した被疑者の少年を殺され苦悩していた。そんな中、突然公安である警視庁外事五課へと移動になり、癖のあるメンバーとともに、東欧のスパイの監視を開始する。同課の風間律子を目標に仕事をしていた早紀は五課課長・常川から律子の内偵を命じられる。早紀の移動は、五課内に潜む裏切者の炙り出しのためだった。東欧のスパイハントの傍ら、公安部内の黒い影を彼女は払うことができるのか……。傑作スパイサスペンスの登場!
定価
文庫 本体640円+税
感想
麻見和史初の公安もので、しかも初の(あたくしの記憶が確かなら)文庫書き下ろしです。
普段はまずこんなことは薦めないのですが、巻末に作者の後書きがあります。それからお読みになって下さい。この作品への想いが書かれております。おっと?! ただし、後書きが奇数ページから始まっておりますので、右隣にあります本編最終ページは、決して読まれませんように。
公安ものというと、「虚々実々」「権謀術数(けんぼうじゅっすう と読みます)」などなど、ありとあらゆる策謀の語句が頭に浮かぶことでしょう。
本作もそれらの期待(?)を裏切りません。残念ながら良い意味で裏切ってはくれませんでした。
作者が目指した「公安ものミステリー」が誕生したとは思いますが、麻見らしさが不足しておりました。
この記事を読んでくれるかもしれない作者に一言、
続編(シリーズ化)を書く気満々なのでこの先、ほんの少しの方向転換を期待します。
6/10点
麻見和史 共犯レクイエム 公安外事五課
Author:
立花家蛇足
Genre:
»
麻見和史
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Posted by 立花家蛇足
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