作者
古野まほろ
題名
女警
出版社
KADOKAWA
出版社による梗概
彼女を追い詰めたものは何か――。組織の中で闘う女性警察官の真実。
のどかな地方都市の交番で起きた警部補射殺事件。部下である女性巡査は拳銃を所持したまま行方不明のままだ。監察官室長・理代は真相を探ろうとするが……。元警察キャリアの著者が鋭く斬り込む、組織の建前と本音。
定価
四六変形判 本体1,900円+税
感想
何だろうこの脱力な読後感。
出版社の梗概で「組織の建前と本音」という言葉をを見た時からある程度は予想はしていたのですが、やはりそういった結末かぁ~、と少し残念でした。
元警察キャリアの著者ですから警察内部の描き方は申し分ありません。しかし相変わらず説明語りが冗長で、ダレます。50ページまでで脱落しそうになったくらいです。登場人物が出揃ったあたりからは一気に読ませる力がありました。
伏線ももれなく拾っております。
伏線を含めて、ミステリー部分は全400ページ中の半分で読者には想像できることでしょう。しかし、著者は百も承知で書き進めます。
建前と本音、結末をどちらに転ばすのかという興味で一気に読ませるのです。
そして、官僚的な結末(?)。あたくしは官僚とは相容れないようです(^^)
それにしても主人公が「姫川」ってどうなのよ? 使うなとは言いませんが、警察小説で女警に「姫川」はないでしょう。
左右の小口の余白が狭くて少々読みづらかったのもマイナスです。
6/10点
古野まほろ 女警
Author:
立花家蛇足
Genre:
»
古野まほろ
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Posted by 立花家蛇足
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