作者
今野敏
題名
任侠浴場
出版社
中央公論新社
出版社による梗概
「おう、アニキいるかい」ある日、事務所の外から前触れなく聞こえた不穏な声。日村が扉を開けると、案の定、そこには組長の阿岐本と兄弟分の盃を交わした永神の姿が。永神は阿岐本に潰れかけた銭湯の再建話を持ち込むが……。
定価
四六判 本体1,500円+税
感想
任侠シリーズの4作目です。
今までと作品の力点が違っております。
前三作は出版社、学校、病院の再建に着手してからに重点が置かれていましたが、今作は着手までに多くのページを割いております。
そこに少々期待を外した読者も多いことでしょう。あたくしもその一人です。
やはりこのシリーズは、学校や出版社などの日常に任侠という男伊達がいかに融合していくのか? そこが読みどころだと思うのです。
それでも言葉の使い方や任侠という生き方を描いてあるのはさすがです。
でも東京の代貸がお造りとは言わないでしょう。刺身だと思いますよ。
6/10点


