作者
大倉崇裕
題名
福家警部補の追及
出版社
東京創元社
出版社による梗概
狩秋人は未踏峰チャムガランガへの挑戦を控え、準備に余念がない。勇名を馳せた登山家の父・義之がついに制覇できなかった山である。義之は息子に夢を託して引退、この期に及んで登山隊の後援をやめると言った会社重役を殺害する(「未完の頂上」)。動物をこよなく愛する佐々千尋はペットショップの経営者。血の繋がらない弟は悪徳ブリーダーで、千尋の店が建っている敷地を売ろうとする。そもそも動物虐待の悪行に怒り心頭だった千尋は、弟を亡き者に……(「幸福の代償」)。『福家警部補の挨拶』に始まる、倒叙形式の本格ミステリ第四集。
定価
四六判仮フランス装 本体1,700円+税
感想
このシリーズ、三作が出版されたところで、檀れい主演でテレビドラマになりましたね。毎週楽しみにしておりました。
すっかり、完結したシリーズだと思ってましたが、四・五作と続刊がありました。
三作目までは短編集だったのですが、本書から中編(本書には二作)になってます。
主人公が無個性というか、透明感があるというか、感情移入しにくい方もあるかと思います。好みが分かれるかもしれませんがあたくしは好きです。
それをサブというかサイドストーリーを挿入することによって和らげていると思います。一作中にいくつか登場させてます。
作者の「落語シリーズ」が二作目以降グズグズだったのであまり期待せずに読みましたが、次の五作目も読みます。
7/10点


