倉阪鬼一郎 きずな酒 小料理のどか屋 人情帖20

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    倉阪鬼一郎

    題名
    きずな酒 小料理のどか屋 人情帖20

    出版社
    二見書房

    出版社による梗概
    せがれに成りすまして年寄から銭を騙し取る
    悪い奴は許せない!
    造り酒屋「武蔵屋」の老主に家を出た末っ子から文が…。
    博打負けた二百両を使いの者に渡してほしいという。
    相談を受けた時吉らは……。

    江戸近郊の造り酒屋「武蔵屋」に家を飛び出した末っ子から文が届いた。博打でつくった二百両を使いの者に渡してほしいというのだ。旅籠付き小料理のどか屋の時吉は常連の大橋季川から相談を受け、文の背後に"からくり"を感じ取って……。せがれに成りすまして年寄りから銭を騙し取る悪い奴は許せない――。刀を包丁に持ちかえた元侍の料理人が立ち上がる。
    ********本書に登場する小料理**********
    ・鯵大葉包み揚げ ・小鮎南蛮漬け ・高野豆腐黄金煮
    ・おでん串鍋 ・穴子づくし品川膳 ・江戸焼き飯
    ・秋刀魚照り焼き丼 ・奈良漬け茶漬 ・酒粕味噌胡桃和え ・鯛飯
    ****************************


    定価
    本体648円+税

    感想
    梗概でお分かりのように、江戸版「オレオレ詐欺」(振り込め詐欺)に題をとっております。本シリーズはミステリー要素やサスペンス要素に主眼があるわけではないので、今作の「オレオレ詐欺」も隠し味程度です。

    現代の「オレオレ詐欺」には、江戸の刑罰(拾両盗ったら首が飛ぶ)を適用してもらいたいものです。

    全体として少し中だるみに感じましたね~。小手先で書いたように感じました。読み手に何かを伝えようという意気がなかったですね。まあ、それを前面に出されたクサい文章もどうかとは思いますが、本書はお座なり感が拭えません。(なおざり感ではありません by 広辞苑)

    息子の千吉がいきなり大人ぶっていたのもシリーズとしてはどうでしょう?
    料理もあまり美味しそうに思えませんでした。残念!

    /10点

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