作者
堂場瞬一
題名
身代わりの空(上) 警視庁犯罪被害者支援課4
出版社
講談社
出版社による梗概
富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。警視庁からの要請で総動員される犯罪被害者支援課のメンバーたち。その中に一人、身元不明の遺体があった。飯田基康という名で飛行機に乗った男。村野たちは必死に彼の身許を探るが、やがてその男が、毒殺事件で指名手配中の犯人・本井忠介だということが判明する。事故の被害者であり、殺人事件の容疑者でもある本井。村野は、その遺族の心のケアを担当するが……。フリージャーナリストの本井は、なぜ富山へと向かったのか。その疑問の答えを見つけるために、村野は単身、捜査を進めていく。やがて立山で一人暮らす作家・荒木と本井が、二週間ほど前に会っていたという情報を得るが……。複雑に張り巡らされた伏線と交錯する人物たち。誰が悪で、何が起きているのか!? 堂場瞬一作品史上、最高にして最も難解な事件が幕を開ける。
定価
本体700円+税
感想
警視庁犯罪被害者支援課シリーズの四作目です。初の上下分冊となります。
さすがにシリーズものを多く手がける堂場だけあってレギュラーメンバーの紹介は手慣れております。凄く参考になりました。
166ページに人名の誤植が一カ所。致命的ではありませんが気になりました。
導入から抑え気味に物語は進みます。冒頭の10ページほどが試し読みできますので……。 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062937238
梗概にあります「堂場瞬一作品史上、最高にして……」かどうかは不明ですが、初期の傑作「汐灘サーガ」シリーズを彷彿させます。間違いなく堂場が青眼に構えた作品でしょう。
どうかこのまま結末まで維持していただきたい。


