作者
倉阪鬼一郎
題名
千吉の初恋 小料理のどか屋 人情帖25
出版社
二見書房
出版社による梗概
亡父の縁で娘料理人が、のどか屋の厨で修業!
千吉より一つ上の美人!
師匠の長吉が奢侈の咎で、江戸十里四方所払いに……。
時吉は主なき長吉屋を護り、のどか屋は若き伜千吉に…。
何が起きても不思議はない。
のどか屋の主時吉の兄弟子・宗吉がのれんを出して三年で亡くなった。十四の跡取り娘は父の後を継いで料理人を目指している。やがて美人の娘料理人が、のどか屋の厨で修業に入ることに……。時吉の跡取り千吉は娘より一つ下。折しも奢侈禁止令の取締り激しきなか、師匠で長吉屋の主がひょんなことで江戸十里四方所払いに……。時吉は主なき長吉屋に、そして、のどか屋は…。
***********本書に登場する小料理***********
・牡蠣の時雨煮 ・鶏腿肉の竜田揚げ ・玉子のせ焼き飯
・平目のそぎ造り ・海老の鬼殻焼き ・牡蠣の葱味噌煮
・鶏の定家煮 ・真名鰹の味噌焼き ・鰤の照り焼き ・寒鰈の唐揚げ
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定価
本体648円+税
感想
書題の「千吉の初恋」で展開が分かってしまうファンがほとんどだと思います。ニヤついてしまいました。
すべて予定調和で物語が進むのはこれまでと同様です。
ですが、梗概にもありますように少々周辺がざわつきます。
作者がシリーズの完結をそろそろ考えているのかな? と穿った見方をしてしまいます(誤用です)。
今作は料理修業の場面が多く、説明語りも多いのですがごく自然に解説されておりました。
7/10点


