作者
日明恩
題名
優しい水
出版社
徳間書店
出版社による梗概
両親の離婚を機に母の故郷へと引っ越してきた中学生の石塚洋は、近所の川で捨てられたと思しき熱帯魚を見つけた。洋は魚の引き取り所の存在を知り持ち込もうとするものの魚は全滅してしまう。悲しみにくれる洋だったが、魚を入れていたバケツの水の中に”白いもやもやしたもの”を見つけ「魚を殺した原因かもしれない」と観察を始めた。そして喧しい近所の犬、仲良くなれない友達にその水を飲ませることにして……。見えざるモノが日本を揺るがす!
定価
四六判 本体1,900円+税
感想
after 1
予備知識も先入観も全くなしに、日明恩(たちもり めぐみ)の新刊という理由だけで手にした本です。なにせ寡作でして、デビュー15年で8作しか上梓しておりません。最近あまり話題にならなくなったメフィスト賞を2002年に受賞しております。
after 27
プロローグで真っ先に思い浮かんだのが、相場英雄の「震える牛」でした。それが当を得ているかはお読みになった方にお任せいたします。
著者の日明は都筑道夫が主宰する小説講座の生徒でした。都筑から言われた「長いもののほうが向いている」を忠実に実践していますね。
after 59
外来生物による感染拡大がメインストーリーになります。書題にあります「優しい」がなにを意味するのか? 意見は分かれるでしょう。日明作品に珍しい結末に対する賛否も激しいことでしょう。
after 96
続編がありそうな、なさそうな……。作者から考えて、おそらくこのまま続編は出ないと思います。
やっぱり「武本&潮崎シリーズ」がベストですね。続編が出るのを首を長くして待っております。
5/10点
日明恩 優しい水
Author:
立花家蛇足
Genre:
»
日明恩
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Posted by 立花家蛇足
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