堂場瞬一 影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    堂場瞬一

    題名
    影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5

    出版社
    講談社

    出版社による梗概
    警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。
    北多摩で起きた交番襲撃事件。被害者は定年を間近にした益田警部補、銃による射殺だった。被害者遺族のケアのために現地に向かう村野たち支援課員だが、益田警部補の息子・智樹は捜査一課の刑事でもあった。事件の捜査に参加したいと主張する智樹だが、冷静さを失っている彼を捜査一課は担当から外す。遺族として、ひとりの警察官として智樹と接する村野。やがて捜査は進み益田警部補を撃った銃が、五年前に起きた交番襲撃事件で奪われたものだと判明する……。五年前の事件と今回の事件、その時間の中に秘匿されたものとは――。息もつかせぬスピードと目まぐるしく展開するストーリー。警察小説の名手・堂場瞬一の真骨頂! 累計60万部突破の文庫書き下ろしシリーズ第五弾。

    定価
    A6判 本体840円+税

    感想
    シリーズ5作目です。堂場のほかのシリーズよりも比較的安定してますね。
    全4章からなる長編ですが、相変わらず結末で愚図ついてしまいます。

    梗概には「息もつかせぬスピードと目まぐるしく展開するストーリー」とありますが、そんなことはありません。ノンビリ・マッタリとまではいいませんが、いつもの堂場作品のスピード感と作品展開です。

    端緒の事件の被害者、益田警部補の人となりが結末で揺れてしまってます。ネタバレを承知で書きますが、それまでの人物像から自殺で良かったのではないでしょうか? でなければその後の被害者遺族が崩壊してしまうのでは?

    講談社のHPで冒頭の一万字(原稿用紙二十五枚分)が試し読みできます。惹かれたらお読みになって下さいまし。
    ラストの第4章までは良いですよ。

    /10点

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