堂場瞬一 身代わりの空(下) 警視庁犯罪被害者支援課4

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    堂場瞬一

    題名
    身代わりの空(下) 警視庁犯罪被害者支援課4

    出版社
    講談社

    出版社による梗概
    富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。警視庁からの要請で総動員される犯罪被害者支援課のメンバーたち。その被害者の中に飯田基康という名で飛行機に乗った男は、毒殺事件で指名手配中の犯人・本井忠介だということが判明する。事故の被害者であり、殺人事件の容疑者でもある本井。村野は、その遺族の心のケアを担当するが……。フリージャーナリストの本井は、なぜ富山へと向かったのか。その答えを見つけるために、村野は単身、捜査を進めていく。さらにもう一人、事故で昏睡状態となっている被害者・黒沢正樹の家族とも連絡がとれない。村野は支援課だけでなく、失踪課の高城に応援を求める。毒殺事件の捜査を進める中、村野は事件の裏に15年前の殺人事件が絡んでいることに気づく。<支援課+失踪課+追跡捜査課>警視庁の総力を挙げて、複雑に絡み合う事件と人物を洗い出していく。誰が、何が悪なのか? 堂場瞬一作品史上、最高にして最も難解な事件、圧倒的結末!

    定価
    本体700円+税

    感想
    イカン、ちょっと泣いてしもうた(゚´Д`゚)
    (上)巻の感想で導入から抑え気味に物語は進みます。と書きました。その理由がこの(下)巻で登場人物の口を借りて語られております。

    かなり複雑な関係図なのですが、丁寧な描写により手が止まることなく読めます。
    堂場のほかのシリーズ作品からの登場人物もあり、さながら堂場オールスターズの様相です。
    その意味では、特段シリーズを追いかけていない読者にとっては楽しみも半減かもしれません。ファンにとっては嬉しいかぎりなのですが……。

    こういったファンにとってご褒美的な作品は、作家にとしては新規読者を増やす手助けにならないことが、痛し痒しでしょうか?

    でも、完成度はここ数年の堂場作品では一品です。

    /10点

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