増田晶文 稀代の本屋 蔦屋重三郎

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    増田晶文

    題名
    稀代の本屋 蔦屋重三郎

    出版社
    草思社

    出版社による梗概
    歌麿や写楽を生みだした江戸随一の出版人蔦重。つねに「世をひっくり返す」作品を問いつづけた稀代の男の全生涯を、江戸の粋が息づく文体で描く。書き下ろし時代小説。

    定価
    四六判 本体1,800円+税

    感想
    考証もきちっとしてあり、吉原細見でお馴染みの「蔦屋重三郎」の生涯を描いてます。
    でもこれを小説と言ってしまってはダメですね。只単に生涯を書いただけです。
    作者は読者に何を伝えたかったのでしょうか? 鈍感なあたくしには、蔦屋重三郎の生涯以外に伝わってくるものがありませんでした。
    確かに読み応えはありますが、ノンフィクションでしょう。

    梗概にあります「江戸の粋が息づく文体」もどうかなぁ? 所々に上方由来の言葉が混じっていますし、花魁の廓詞も平板です。

    /10点(小説としての評価です)

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