作者
編者:大森望
題名
ヴィジョンズ
出版社
講談社
出版社による梗概
宮部みゆき「星に願いを」
飛浩隆「海の指」
木城ゆきと「霧界」
宮内悠介「アニマとエーファ」
円城塔「リアルタイムラジオ」
神林長平「あなたがわからない」
長谷敏司「震える犬」
大森望編集。全編書き下ろし!超豪華執筆陣が集結!!
SFの枠を超えたエンターテイメントアンソロジー。
「BOOK」データベースより
宮部みゆき「星に願いを」―ありふれた日々を稲妻のように切り裂く、思いがけない出来事とは?飛浩隆「海の指」―SFの枠でしか描けないグロテスクで魅惑的なヴィジョン。木城ゆきと「霧界」―「海の指」が描くヴィジョンから、新たに魅惑的な光景を幻視する。宮内悠介「アニマとエーファ」―人間ならぬ存在はいったいどんな物語を紡ぐのか?円城塔「リアルタイムラジオ」―ワールドの外にはリアルタイムが存在し、そこからラジオが流れてくる…。神林長平「あなたがわからない」―“空気が読める”“他人の心がわかる”とはどういうことなのか。長谷敏司「震える犬」―類人猿を通して、人類自身の姿が浮き彫りになる。常識を震わせる、七つの風景。
定価
四六変型 本体1,600円+税
感想
出版社の梗概があまりにショボいので、「BOOK」データベースからも引っ張りました。
ついにボケが始まってしまった! と思えるくらいに読み進めることが出来ませんでした。何とか完走はしましたが、読みづれ~の何のって……。
途中何度もなんでだろう? と思っていましたが、編者の後書きを読んで納得しました。
実はこのアンソロジーは、漫画の原作として書かれた物だったのです。「BOOK」データベースにありますように、木城ゆきとの「霧界」は、本書の飛浩隆「海の指」を原案とした漫画です。
他の作家の作品は残念ながら(というかこれじゃあ企画はボツになるだろうよ!)漫画化はされませんでした。
物書きには乱暴にいうと二通りのタイプがあるそうです。 1.文章が浮かんでそれを筆耕する
2.絵(情景)が浮かんでそれを文字にする
多くの作家は「1」で、「2」は脚本家などに多いのでしょう。
あたくしは「1」で、もちろん漫画の原作は書いたことがありません。
そして、本書の作家は「2」で書き進めたのではないでしょうか?
これを以て作家としての評価をされては堪らないと思いますので、本書の点数は付けません。
それにしても、相変わらず宮部みゆきとの相性が悪いあたくしです。苦手とまではいいませんが、読みづらい作家の一人です。
(苦手は村上春樹作品です)


