小説BOC編集部 小説BOC 4

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    小説BOC編集部

    題名
    小説BOC 4

    出版社
    中央公論新社

    出版社による梗概
        「螺旋」プロジェクト
        絡み合う過去と未来
        朝井リョウ、天野純希、伊坂幸太郎、乾ルカ、
        大森兄弟、澤田瞳子、薬丸岳、吉田篤弘

        新春二大特別企画
        日中アーティスト対談
        伊坂幸太郎×杜昆
        「つながり」は海を越えて

        森見登美彦が誘う
        ヴィクトリア朝京都への旅

        特集猫ミス!
        そのひと鳴きから、物語が始まる―
        秋吉理香子、恒川光太郎、長岡弘樹、そにしけんじ ほか
        イラストルポ浅生ハルミン
        ギャラリーやっぱりここにも猫がいる

        読み切り
        特集「バレンタインデー」
        朝比奈あすか、加藤千恵 ほか

    定価
    A5判 本体1,000円+税

    感想
    中央公論新社創業130年を記念して、伊坂幸太郎が旗頭となって発刊した季刊文芸誌の第4巻になります。
    『特集「バレンタインデー」』に引かれて読みました。嘘です。もちろん『特集猫ミス!』を読みたかったのです。
    表紙はおどろおどろしいので、裏表紙を載せました。
    猫好き、動物好きのあたくしにとって、外せないでしょう、これは。本日(2月22日)は猫の日でもありますし……。
    連載ものが15作品、読み切りが13作品、1巻からの読者には1,000円という値段も良心的でしょう。あたくしはこの巻だけの読者ですから、連載ものはスッパリと読むのを諦めました。

    特集ではなかったのですが、堂場瞬一の読み切り「階層地図 警視庁失踪課外伝」が良かったです。
    「バレンタインデー」特集は不作で、猫ミス特集で唯一長岡弘樹「四月のジンクス」が良質ミステリーでした。

    女流作家にとって「バレンタインデー」というと、「少しだけ甘く、ほろ苦いチョコレート」という作品になってしまうのでしょうか? 同工異曲でした。
    【同工異曲】ドウコウイキョク
    演奏や詩文の技巧は同じであるが、その趣は異なっている。転じて、見かけはちがうが実は同じ手ぎわである
    (岩波書店 岩波 日本語表現辞典より)

    /10点

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