作者
半村良
題名
小説 浅草案内
出版社
筑摩書房
出版社による梗概
粋なやつ、不器用なやつ、土地っ子、よそ者…、色とりどりの人間模様が見られる東京浅草。その奥深さに、作家自らも吸い寄せられてゆくかのように書かれた連作小説全12話。SFから時代小説まで幅広い作品を残した半村良。彼が愛した昭和末年の浅草を舞台に、なさけ、酒、色恋を実際の風物を織り交ぜながら描いた人情小説の最高傑作。
バブル直前の昭和の浅草。そこ引っ越してきた独り暮らしの作家。地元の人々との交流、風物、人情の機微を虚実織り交ぜて描く。解説 いとうせいこう
定価
文庫版 本体780円+税
感想
小説新潮に連載されたものが書籍化され、後に新潮文庫としても発行されました。そして今年筑摩書房から再文庫化されたのが本書です。
連載が1987年からの1年ですから、その頃の浅草を知るのに……とは行きません。私小説であるためフィクションと入り交じってますので、ご注意を。
あたくしが親しんだ浅草は作中より20年ほど前になります。
今の場外馬券場には「新世界」があり、「花やしき」も無料でした。昼間でも、裏道を10メートルも歩けば必ず酔っ払いとすれ違う。そんな場所が六区だったのです。
あたくしの浅草に対する思い入れが強いため、そして私小説であるため、隔世を感じてしまいました。
決して作者のせいではありません。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」(室生犀星 小景異情 その二)とはよくいったものです。
半村良 小説 浅草案内
Author:
立花家蛇足
Genre:
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半村良
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Posted by 立花家蛇足
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