作者
麻見和史
題名
沈黙する女たち
出版社
幻冬舎
出版社による梗概
廃屋に展示されるように残されていた女性の全裸死体。それを撮影したものが会員サイト「死体美術館」にアップされる。その頃、凶悪事件を取材するCS放送クライムチャンネルに、元警視庁捜査一課の久我が加わっていた……。廃屋で発見される女性の全裸死体。犯人の正体と目的とは?「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ第2弾。
定価
本体650円+税
感想
シリーズ二作目ですね。前作からは丸々三年空きました。
作者の「警視庁文書捜査官シリーズ」も二作目が二年空いた割りに主人公たちの描写が弱かったのと同様、今作も人物描写が弱いです。
でも、このシリーズは衛星放送の取材班なので読者がイメージしやすい人物だと思うのです。その点、「警視庁文書捜査官シリーズ」は想像しにくく、読者が脳内で補完しづらいです。
ミステリーにおける人物描写のさじ加減は難しいとは思いますが、一考を望みます。
あまり詳細に人物を描写してしまいますとネタバレになりそうですし、かといって人物ごとに描写を変えるのも「ここに何かを作者は隠そうとしている」などと読者に勘ぐられます。
まあ、麻見作品全般に人物の描写は巧みではありませんから多くは望みませんが……。
梗概にあります、今作から加わった新メンバーの久我は、男女の違いこそあれ「特捜7シリーズ」の里中に近いものがあると思います。
どちらのシリーズもまだまだ作者の中で行き先が決められていない感はありますが、次作に期待しましょう。
本作は女性読者にはあまりお勧めできません。
何故かって? 理由を書くとネタバレしますので……、お読みになってくださいまし(^^)
6/10点
麻見和史 沈黙する女たち
Author:
立花家蛇足
Genre:
»
麻見和史
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Posted by 立花家蛇足
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