作者
倉阪鬼一郎
題名
ここで生きる 小料理のどか屋 人情帖15
出版社
二見書房
出版社による梗概
魚の目が怖いと怯える奇妙な料理人見習いは、
大磯の船宿の跡取り!
江戸で唯一の旅籠付き小料理のどか屋に、同心が駆けこんだ。
大川端に書き置きを残して、のどか屋の見習いが消えたというのである。
江戸で二度の大火を経て、元侍の時吉とおちよの「のどか屋」は、これまで前例のない「旅籠付き小料理屋」となった。そこへ、大磯の網元船宿の跡取り由吉が見習いとして修業のためにやって来た。この由吉、料理の腕はそこそこなのだが、なぜか魚をさばく段になると、立ちすくんでしまう。魚の目が怖くて、かわいそうだというのである。そんなある日……。
********本書に登場する小料理**********
・長芋の小判焼き ・鰹の皮の葱巻き ・白魚づくし
・筍の姫皮の梅肉和え ・蕪と油揚げのほっこり煮
・豆腐飯 ・心の茶碗蒸し ・鯛飯 ・平目の三種盛り
・胡椒飯 ・小鯵の南蛮漬け
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定価
本体648円+税
電子書籍版 同上
感想
出版社の梗概にある本書に登場する小料理の頭には前回は⦿だったのですが、今回は・(なかぐろ)になってます。だからといってどうと言うこともないのですが……。
今作の料理はあまり印象に残りませんでした。梗概にある魚をさばけない料理人ともう一人、ちょいと皿が上から出てしまう料理人を描いたからなのでしょう。
それら二人の落し所も少し唐突です。前作が良かっただけに少し拍子抜けでした。
その他は、予定調和通りの、めでたしめでたしです。相変わらず子どもと猫の描写は達者です。きっちり一回涙が出ましたし……。
この「小料理のどか屋」シリーズも刊行済み15冊、読み切りました。と言ってもあと一週間で16作目が発刊されるのですが……。当然それも読みますよ~ (^^)
シリーズに再三再四登場する名物の「豆腐飯」を我慢しきれずに作っちゃいました。小振りの丼にご飯をよそって、甘辛に煮込んだ木綿豆腐を並べて粉山椒をひとかけ。おいしゅうございました。
6/10点
倉阪鬼一郎 ここで生きる 小料理のどか屋 人情帖15
Author:
立花家蛇足
Genre:
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倉阪鬼一郎
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Posted by 立花家蛇足
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