作者
アンディ ウィアー著 小野田和子訳
題名
火星の人
出版社
早川書房
出版社による梗概
(上)
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが――。奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の惑星に一人残された彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。映画「オデッセイ」原作。
(下)
火星に一人取り残されたマーク・ワトニーは、すぐさま生きのびる手立てを考え始めた。居住施設や探査車は無事だが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能だ。彼は不毛の地で食物を栽培すべく対策を編みだしていく。一方、マークの生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動させた。様々な試行錯誤の末、NASAが編み出した方策とは? 宇宙開発新時代の傑作サバイバルSF。
定価
旧版 本体1,300円+税
新版上下巻とも 本体640円+税
電子書籍版 本体1,049円+税
感想
映画「オデッセイ(The Martian)」の原作です。あたくしは映画を先に見ました。そして原作を読んでみようかと思った次第です。
逆に原作が良かったから映画を観ようと思うことは少ないですね。少し前の「容疑者Xの献身」がその数少ない一例でした。
映画「オデッセイ」は公開当時「火星DASH村」と例えられました。言い得て妙ですね。確かに映画版にはDASH村テイストがあります。原作はもう少しハードになっており、分かりやすく工夫はしてあるものの専門用語満載です。それでも、所々飛び込んでくるジョークで興味深く読み進められます。ボリュームがあるので読了に二日かかりました。
読み進めるうちに、視点がころころ変わり始めるので、視点移動が苦手な方にはつらいかもしれません。慣れというよりは好みの問題でしょう。
ハードSF映画というと最近では「インターステラー(Interstellar)」が最高峰だと思います。こちらは映画が先で、小説はノベライズですが、あまり良くありません。
7/10点


