倉阪鬼一郎 結び豆腐 小料理のどか屋 人情帖3

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
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    作者

    倉阪鬼一郎

    題名
    結び豆腐 小料理のどか屋 人情帖3

    出版社
    二見書房

    出版社による梗概
    長屋の小さな豆腐屋に人の情と恋の花が咲く
    料理人時吉粋な計い

    天下一品の味を誇る長屋の豆腐屋の主が病で倒れた。
    このままでは店は潰れる。
    のどか屋の時吉と常連客は起死回生の策で立ち上がる。

    刀を包丁に持ち替えた元武家の料理人時吉の「のどか屋」に天下一品の豆腐を卸している相模屋の主が病に倒れた。このままでは裏長屋の小さな豆腐屋の絶品な味がとだえてしまう。時吉と常連客たち、長屋の住人が起死回生の策で立ち上がった(表題作の『結び豆腐』)。他に『思い出の一皿』『蛍火の道』『「う」はうまいものの「う」』を収録。
    時吉の小料理が人々の心をほっこり温める。

    定価
    本体648円+税

    感想
    シリーズ三作目です。こういった奇をてらわない筋立ては好きです。特に表題作の第四話『結び豆腐』のような臆面もない大団円もたまにはいいものです。作者がいろいろな手法(表現方法)を試しているのではないかと思います。シリーズ全体のストーリーがゆっくりと、本当にゆっくりと動きます。

    第三話『「う」はうまいものの「う」』の秘密は分かりました。そういった謎解きが本筋の作品ではないのですが、少し嬉しいです。
    ただ、ここ二週間でシリーズ三作品は、読み過ぎかもしれません。もう少し間を開けた方が新鮮だったのかもです。

    作中料理の描写が前二作と比較して、少し詳しくなりすぎているように感じました。これは次作で確認したい点です。
    倉阪の現代ミステリーを挟もうと考えてますので、このシリーズは少し間が空くと思います。

    /10点

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