作者
平岩弓枝
題名
女と味噌汁
出版社
集英社
出版社による梗概
「はなのや」の芸者、千佳子。彼女に舞い込む様々な人間模様をさりげない料理の腕で解決する姿を通し、昭和30年~40年代の女性の生き様が映し出される。活字を大きくした新装版。(解説/伊藤昌輝)
定価
本体500円+税
感想
懐かしい題名を見つけて手に取りました。書題ではなく、子ども時分に見たテレビドラマの題名が「女と味噌汁」でした。東芝日曜劇場だったと思うのですが、白黒で見た記憶があります。これと森光子が自転車で売り歩くパンツ屋「天国の父ちゃんこんにちは」を家族が楽しみにしていました。
ドラマ「女と味噌汁」はあたくしの好きな池内淳子が主役でしたね。ドラマのストーリーは忘れてしまいましたが、忘れられないシーンがあります。それは、池内淳子演じる主役のてまりが自宅で酒を一升瓶からコップに注ぐシーンがあるのですが、ビンの首を持ち、太いほうを脇に挟んで粋に注いでいました。「お~~、芸者ってスゲ~~ぇ!」と子ども心に思ったものです。それはそれは、とっても見事な技でした。
この作品も見事な技でございます。あたくしには絶対に書けない物語でございます。ストーリーは書けても、この作品にあるような女性同士の会話はまず無理です。
昭和40年代、花柳界に身を置く女性と一般的な家庭の主婦との会話。どう逆立ちしてもあたくしには不可能です。
普通の女性同士が二人でどんな会話をしているのかも知りませんし……。(盗聴の趣味はございませんもので)
花柳界の言葉と昭和の東京言葉、当時の成人女性の体臭を堪能いたしました。
これをドラマ化したのだとしたら、子どもだったあたくしがストーリーを覚えていないのも宜(むべ)なるかなです。よく子どもに見せたものだとわが親ながら感心します。(多分なにも考えていなかったのでしょう ウチの親は)
7/10点
平岩弓枝 女と味噌汁
Author:
立花家蛇足
Genre:
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平岩弓枝
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Posted by 立花家蛇足
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