徳間文庫編集部 悪夢の行方 「読楽」ミステリーアンソロジー

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    徳間文庫編集部

    題名
    悪夢の行方 「読楽」ミステリーアンソロジー

    出版社
    徳間書店

    出版社による梗概
    老女のひき逃げ事件に不審な出来事が次々と重なり……(高嶋哲夫「連鎖」)。暴力団元構成員が殺害された。この任地では嫌なことばかりだ……刑事の瓜生は苛立つ(西村健「出戻り」)。――こんなはずじゃなかった。思いもよらぬ事態が積み重なり、事件は意外な方向に。望まざる状況に立たされたとき、彼らは何を見るのか。当代きっての書き手が贈る、疾走感溢れるミステリーアンソロジー。

    定価
    本体620円+税

    感想
    今までは気づかなかったのですが、アンソロジーを月に一冊は読んでいるようです。ブログ記事にして初めて知りました。
    前回の「読楽」警察小説アンソロジー「地を這う捜査」 は、刑事捜査が中心でしたが、本作は捜査の周辺に焦点が当てられておりました。

    五人の作家のアンソロジーですが梗概には二人しか紹介されていないので、ここに五人書き出します。
    井岡瞬(いおか しゅん) 「ふたつのシュークリーム」
    黒崎視音(くろさき みお) 「逢魔ヶ時」
    梓崎優(しざき ゆう) 「嘘つき鼠」
    高嶋哲夫(たかしま てつお)「連鎖」
    西村健(にしむら けん) 「出戻り」

    「ふたつのシュークリーム」「逢魔ヶ時」には猫が重要な役割で登場します。「嘘つき鼠」にも猫が出ますが、こちらはアニメ「トム&ジェリー」です。
    猫好きなのが理由でもないのですが、上記二作は良作です。好み順に並べると、
    「逢魔ヶ時」
    「ふたつのシュークリーム」
    「連鎖」
    「出戻り」
    「嘘つき鼠」
    こんな順位です。
    特に「ふたつのシュークリーム」と「逢魔ヶ時」は他ではちょっと味わえない読後感です。図書館でお借りになってお読みください。

    /10点

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