倉阪鬼一郎 三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating


    作者

    倉阪鬼一郎

    題名
    三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人

    出版社
    講談社

    出版社による梗概
    伏線、伏線また伏線!超絶本格ミステリー!

    定価
    本体800円+税

    感想
    何とも短い出版社の梗概です。
    バカミスです。不勉強なあたくしは初めて知りましたが、「おバカなミステリー」、 もしくは「バカバカしいミステリー」の略らしいです。あるいは「そんなバカな!」と結末に驚くミステリーの意もあるようです。

    200ページにも満たないのに上下二段組に違和感がありましたが、やっぱりそれも伏線でした。とにかく伏線満載の内容となっております。出版社の梗概が短いのも納得です。

    ただし、この作者の現代ミステリー物として最初に本書を手にしたのは間違いだったようです。倉阪鬼一郎本来の立ち位置をはっきりと理解してから読むべき作品です。時代物を二作読んだだけの読者としては、戸惑いました。

    数ある伏線の回収も小振りで、江戸者でしかも爺いのあたくしには分かってしまいました。その意味では本書は決して「バカミス」ではありません。あえて言うならば「作者がバカに苦労したミステリー」の「バカミス」でしょうか?

    /10点

    Leave a Reply