今野敏 寮生 一九七一年、函館。

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating


    作者

    今野敏

    題名
    寮生 一九七一年、函館。

    出版社
    集英社

    出版社による梗概
    舞台は1971年、函館。有名進学男子校の寮で起きた上級生の転落死事件。事故か自殺か殺人か…1年生探偵団が謎を解く! 70年代、寮生活、恋愛、音楽…今野敏が初めて挑む、青春学園ミステリー!

    定価
    本体1,600円+税

    感想
    集英社発行の月刊情報誌「青春と読書」に連載された小説です。この「青春と読書」は本体83円+税という格安な読書情報誌です。
    今野作品としては珍しい「僕」という一人称作品です。今野にとって思い入れのある地函館、僕という一人称、そして初の青春学園ミステリー。一度は今野作品から離れようとしたのですが、今作は多いに期待して読みました。

    結論、読まなきゃ良かった。もうね全部が中途半端というか、いや、中途半端というのもおこがましいほどに、上っ面だけ適当に撫でた作品です。こんなのを商品化してはいけないでしょう。詐偽にも等しいです。青春でもないし、ミステリーでもないし、学園はどこ? 梗概にある『70年代、寮生活、恋愛、音楽』全てがなおざりです。

    本当に今野作品は以降読みません。現在まで100冊は優に超えるであろう今野作品を読んできましたが、もはや私にとっては過去の作家です。ねがわくは晩節を穢すことの無いようにしてもらいたいです。

    /10点

    Leave a Reply