堂場瞬一
題名
ラスト・コード
出版社
中央公論社
出版社による梗概
父親を惨殺された14歳の美咲は、刑事の筒井と共に何者かに襲撃される。犯人の標的は美咲? それとも筒井? 理由もわからぬまま熱血刑事と天才少女の前途多難な逃避行が始まった!
定価
新書版 本体1,500円+税
文庫版 本体780円+税
感想
文庫版470ページの180ページまで、三年前に新書版で読んだ作品と気づかずにおりました、あたくしはそんな与太郎読者です

でもね、新たに読み返してみると当時は気づかなかったことが分かってきます。決して負け惜しみじゃありません (^-^)
この主人公の二人、筒井と美咲をこの先、作者は大事にしていくのだろうなということ。
鳴沢と小野寺の二人も作者の中で大きな位置を占めているだろうこと。
美咲が適齢に達したら必ず筒井とコンビを組む作品を書くであろうこと。
新年早々、1月から三ヶ月連続で発刊される堂場の新作「バビロンの秘文字」1~3にその小野寺と筒井が脇で登場するというニュースが。こいつぁ~春から、楽しみです。
さて本作ですが、アメリカ映画でよくある、刑事と保護対象者との逃避行ものですかね。それに官僚たちの綱引きなどを絡めて、堂場テイストをまぶしました~。といったところでしょうか?
ただし、作者の堂場は決して、この作品を楽して書いてはいないと思います。苦労したのではないでしょうか? 自分自身で創作をしてみると、そんな作者の苦労が少しは分かったのかな? と手前勝手なことを考えてしまいました。
これから堂場作品を読んでみようかという読者の方には、他のシリーズものがよろしいかと存じます。
6/10点


