作者
倉阪鬼一郎
題名
人情の味 本所松竹梅さばき帖
出版社
コスミック出版
出版社による梗概
本所回向院の裏手、相生町の路地にともる三つの紅い灯り。すし、てんぷら、そば、と印された軒提灯は、松吉、竹吉、梅吉の三兄弟が江戸料理の三種の神器というべきものをひとところで味わえるようにと構えた、三軒の見世のものだった。
この路地を訪れる人びとはさまざまだ。元本所方同心の隠居とその息子、居合の道場主、船大工に火消し、噺家師弟に戯作者。身分を超えて互いを助け合う人びとは、老い先短い噺家の最期の願いを叶え、悪の道に迷う若者の危難を救い、ふと綻びた人情の機微を繕う……。
うまい料理のぬくもりで人の心を癒す、松竹梅三兄弟となじみたちの姿を描く、江戸料理小説の新シリーズ。
定価
本体650円+税
感想
ラノベ風の表紙ですがラノベではなく、かといって本格時代劇でもない、中途半端な作品でした。
江戸の食と人情をメインに据えた、二番煎じ三番煎じの焼き直し作品で評価できません。
倉阪もこんな作品を量産していたら駄目になります。
代表作の「のどか屋シリーズ」ほど人物描写が深くなく、登場人物も多いのであらすじを読まされているように感じます。
倉阪は江戸にそれほど詳しくないので無理矢理江戸風俗を取り入れることにもあたくしは反対です。落語にも詳しくなさそうだし……。噺家師弟の話も違和感がありました。
「のどか屋シリーズ」も剣が峰ですし、あたくしにとっての倉阪鬼一郎が終わってしまうかもしれません。
3/10点
倉阪鬼一郎 人情の味 本所松竹梅さばき帖
Author:
立花家蛇足
Genre:
»
倉阪鬼一郎
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Posted by 立花家蛇足
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