會田望 小説 の・ようなもの のようなもの

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
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    作者

    原案:森田芳光 脚本:堀口正樹 著:會田望

    題名
    小説 の・ようなもの のようなもの

    出版社
    角川書店

    出版社による梗概
    昭和の懐かしい町並みが残る下町・谷中を舞台に、新人落語家と師匠の娘が行方不明になった先輩を捜し出すため奔走する。何者にもなりきれない現代人へのんびり生きる楽しさを教えてくれる下町人情エンタテイメント!

    定価
    本体640円+税

    感想
    森田組で助監督を務めた経験もある會田望(あいだ のぞむ)が書いた小説です。作家としては本職ではなく、映像畑の人なのでどうかなとも思ったのですが、映像手法に固執することなく心象風景が描かれてる良作でした。まあ、あたくしが落語好きってこともあるのですが……。

    本作は、森田監督が1981年に手掛けた映画「の・ようなもの」の続編にあたります。この16日から全国の映画館で公開されるみたいですね。ほぼ前作の役者が顔を揃えたようです。結婚でチョイと話題になっている北川景子が準主役ですね。
    (>_<)ヽ ナケルゼェ

    もちろん噺家の日常はあたくしには知る由もありませんが、こうして落語界が舞台の作品がメディアに登場するのは好もしいと考えております。裾野が広がり文化がおのずと空気と同じように身近になるのは嬉しく思います。
    仕事で知り合った英国人と話をしたことがあるのですが、英国では、シェイクスピアなどの戯曲に接したり、王立バレエを観たりするのは趣味とはいわないようです。自国の文化を知るのは自国民として当然のことだからそうで、日本で言う「嗜み」でしょうかね。

    今年はそんな「嗜み」の機会が増えるように思えます。アニメ「昭和元禄落語心中」の評判も上々ですね。このアニメ、なんと日本国外でご覧になっている外国の方にも評判も良いようです。今まで「Rakugo」などまるで知らなかった海外の方が、「このアニメで落語に興味を持った」と言っていただけると嬉しくなります。一方で、「出来心が丸々一席聴けて良かった」と日本人顔負けのコメントをされている方もおりました。
    そういえば、アニメ「じょしらく」も海外の方には新鮮だったようで、寿限無の長助君の名を早口で言っている動画をYouTubeにアップしている方も何人かおりましたね。
    「枝雀落語の劇的空間」という博士論文をものしたトルコ出身のムズラックル・ハリトさん、芸名:我楽亭ハリト(わらってい はりと)さんのメディア露出が増えますかね?

    /10点

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