作家
恩田陸
題名
光の帝国 常野物語
出版社
集英社
出版社による梗概
(文庫版)穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる常野の一族。人を見通し、癒し、守る、その不思議な能力は何のために存在するのか。優しさと哀しみに満ちた壮大なファンタジー。(解説・久美沙織)
定価
新書版 1,700円(本体)+税
文庫版 495円(本体)+税
感想
恩田陸の比較的初期の作品である常野(とこの)物語シリーズ第一弾、光の帝国です。常野物語でおわかりのように柳田國男の遠野物語を意識して書かれてます。
あたくしは未見ですがNHKでドラマ化もされたようです。
異能の民の行く末と来しき道々を描いた秀作でした。
異能という題材を別にしても、作家であれば一度は書いてみたい形式の作品ですね。
それぞれが繋がる連作短編集で、ラストの「国道を降りて…」までしっかりと紡いでくれました。
ハードカバーと文庫が出版されていますが、作者のあとがきもある文庫がお薦めです。
一点だけ小言をいわせてもらえば、小澤征爾のエピソードはファンタジーの中にあって異質でした。実在の人物や出来事は持ち出すべきでなかったと思います。
7/10点
恩田陸 光の帝国 常野物語
Author:
立花家蛇足
Genre:
»
恩田陸
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Posted by 立花家蛇足
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