麻見和史 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
    Rating

    作者
    麻見和史

    題名
    聖者の凶数 警視庁殺人分析班

    出版社
    講談社

    出版社による梗概
    暮れも押し迫った夜、上野の空きアパートの一室で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。連続殺人を予測した如月塔子ら警察の捜査むなしく、第二の事件が発生。またも記された数字は、犯人からの挑発なのか。数字の意味は? 彼の意図は? 謎と推理の応酬の果てに彼女らが辿りついた、残酷で哀しい真相とは。超人気本格警察小説シリーズ第5弾!

    初出:この作品は、2013年12月に小社より『聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係』として刊行された作品を改題したものです。

    定価
    本体700円+税

    感想
    ノベルズ版が発刊された時に読んだ作品ですが、作者である麻見和史のブログで以下のような記事を見ました。引用させていただきます。
    現在このシリーズは第七弾まで出ていますが、中でも『聖者の凶数』は特に気に入っている作品のひとつです。作中の「ある仕掛け」を活かすため、上野の町を舞台に選びました。結果的に、話の内容と町の雰囲気がよく合って、うまく着地できたように思います。
    そして別の記事には次のようにありました。
    ノベルス版ではミステリーとしてちょっとわかりやすかった部分があったので、少し手直ししました。
    文章を読みやすくすると同時に、少し不自然だった部分を手直ししました。

    この『ミステリーとしてちょっとわかりやすかった部分があったので』に非常に興味を引かれ、文庫版を読みたくなったのです。ノベルズ版と首っ引きで比較したわけではないのですが、恐らく手直ししたのはここかな? という箇所(文庫版の100ページ?)が分かったような気がしました。
    この『ミステリーとしてちょっとわかりやすかった部分があったので』手直しをするという姿勢は見習いたいです。自分が読みやすいことばかりを考えて書いているあたくしは大いに反省しました。

    興味を持たれた方はノベルズ版、文庫版、お読み下さいまし。なお。ノベルズ版は『聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係』となっております。

    さて、今週末に作者の『特捜7―銃弾―』が二時間ドラマで放映されます。珍しく声を出して笑った作品なので、非常に楽しみです。この『聖者の凶数』に登場する最初の凶数【27】日の放送です。

    /10点

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