作者
堂場瞬一
題名
バビロンの秘文字Ⅲ 激突篇
出版社
中央公論新社
出版社による梗概
粘土板の謎に迫る鷹見を東京まで追ってきたラガーン人たち。預言は実現するのか? 粘土板の秘密とは? すべてが解き明かされる時がきた――。歴史アクション三部作完結篇!
定価
本体1,700円+税
感想
「バビロンの秘文字」全三巻これで読了です。
最後まで主な登場人物の描写が揺れたままでした。
以前「ラスト・コード」の書評で小野寺と筒井が本作に登場すると書きましたが、筒井がほんの少し登場しただけで、小野寺は登場しませんでした。残念です。
その代わり天才少女が再登場しました。登場人物の言動が揺れまくった作品にあって、彼女だけが本物でした。堂場は彼女を手中に入れたと言ってもいいでしょう。必ず、別作品で書くでしょうね。楽しみです。
最後まで各各の動機付けやアクションシーンに納得感が少なく、揺れの問題と相まって作品内に移入できませんでした。作者の都合で細々と変わる視点も手抜きに思います。同じような感想を持たれた方も多いと想像します。
こんな作品を量産していたらファンが離れてしまうのでは? と心配になる程です。
頑張れ堂場瞬一!
5/10点


