今野敏
題名
マインド
出版社
中央公論新社
出版社による梗概
知力を駆使して、同時多発事件の謎を解け!殺人、自殺、性犯罪......。ゴールデンウィーク最後の夜に起こった七件の事件を繋ぐ意外な糸とは? 前々作『エチュード』の藤森紗英も再登場!大人気「警視庁捜査一課・碓氷弘一」シリーズ第6弾
定価
本体1,600円+税
感想
あれ!? 今野作品とは決別したんじゃないのかい? そんな声が聞こえてきます。
はい! 前回の書評でこき下ろして、今野敏はもう読まないと宣言いたしました。
でもね、だって……、心理捜査官の藤森紗英さん好きなんです

この「警視庁捜査一課・碓氷弘一」シリーズ4作目「エチュード」に登場した碓氷の相棒です。ですからこの1作だけは許して
全380ページ中、220ページで結末まで推測できました。これはなにも、あたくしが推理巧者といっているわけではありません。今野作品を読んだ経験がある、ミステリーファンならば誰でも分かることです。それほど、この作品がワンパターンという意味です。とりわけ今作は登場人物も少なく(捜査側を除くとなんと3人です)、容易に推理できてしまいます。その割に人物の掘り下げが浅いという、最近の今野作品に見られる悪癖が満載でした。
結末に到る逃走も御都合主義で必然性を感じませんでした。
これにて本当に決別です。
これだけだと、申し訳ないので……。
このシリーズを読んでみようかという御方のために(そんな奇特な人がいるのか!?)シリーズ1作目の「触発」と先の4作目「エチュード」の2作品はお薦めです。
4/10点


