倉阪鬼一郎 倖せの一膳 小料理のどか屋 人情帖2

    Author: 立花家蛇足 Genre: »
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    作者

    倉阪鬼一郎

    題名
    倖せの一膳 小料理のどか屋 人情帖2

    出版社
    二見書房

    出版社による梗概
    心をほっこり暖める時吉とおちよの小料理。
    感動のシリーズ第2弾

    いつの日か、あの世でも来世でもいい、どこかで二人がめぐり合い、
    今度こそ倖せになれるような、そんな思いをこめた?倖せの一膳?

    元は武家だが、わけあって刀を捨て、包丁に持ち替えた時吉の「のどか屋」に難題が持ちこまれた。婚礼の寸前に花嫁が不治の病に倒れたが祝言は挙げたいと願う二人のために両家の親たちは「いつの日か、あの世でも来世でもいい、どこかで二人がめぐり合い、今度こそ倖せになれるような、そんな思いのこもった?倖せの一膳?をつくってほしい」というのだ。

    定価
    本体648円+税

    感想
    書題にもなっている第一話『倖せの一膳』の登場人物の名前が誤植してます。10ページで『おすみ』だった名が、次以降からは『おさき』になってます。その後の物語の展開が『おすみ』では不可能になりますから、途中で作者が気づいて『おさき』に変えたのでしょう。その際の置換漏れですね。
    第二話でも『黄金屋太助』がいつのまにか『黄金堂太助』になってました。別に誤植を探しながら読んでいるわけではないのですが、主たる登場人物に誤植はいけませんね。気になってしまい読む手が滞ります。それでもこの第二話は余韻を読ませる良作です。

    前作の感想で書いた俳句が今作では邪魔をしておりません。良い具合に話の中に入ってます。
    今後の大きな流れになりそうな伏線がいくつかありましたが、それも楽しみになりました。

    /10点

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